一枚の画像から3Dモデル化⇒更に3Dアニメーションに!
画像生成AIが流行っております。 ですが、そろそろ応用の段階でも良いかと思います。 今回は、流行っている画像生成AI「Bingイメージクリエーター」から3Dモデルにして、更にその3Dモデルを動かすという事に挑戦したいと思います。 かなり簡単に流れを説明すると以下の様になります。 まずは「Bingイメージクリエーター」にて、画像を生成していきます。 今回はゴリラのマッチョなキャラクターを生成してもらいました。 注意点としましては、頭の先からつま先まで画像に映っている様にしてください。 「全身」や「足元に〇〇」などをプロンプトに組み込んでつま先まで表示させる工夫をしてください。 出来るだけ人間チックなものの方が良いです。 出来上がった画像は、ダウンロードして一旦ペイントなどで編集⇒PNG形式ファイルやJPEG形式にして保存します。はじめに
「Bingイメージクリエーター」で画像を生成⇒出来上がった画像を「CSM.AI」で画像を3D化⇒「Mixamo」にて3Dモデルを動かす
Bingイメージクリエーターでの画像生成
次に「CSM.AI」にて画像を3D化していきたいと思います。 CSM(https://3d.csm.ai/)にアクセスします。
こちらは無料で3D化を行ってくれるAIサイトになります。
有料プランもありますが、サブスクリプションすることで高速で仕上げてもらったり
品質を上げてもらえたりします。 まずはTOPページの右上にある「Login」をクリックしてください 初めての利用の場合はログイン画面下の「Sign up now」をクリックしてください。
プランを聞かれるので、一番左の無料プランを選択してください。
すると画面が戻りますので、メールアドレスやアカウント連携を選んで登録してください。
ログインすると、メインメニューが開きますので右上の「Upload Image」をクリックしてください。
「Drag&drop images」のUpload Images」をクリックして先ほど生成した画像を選択してください。
アップロードが完了すると画像が表示されます。
画像をクリックしてください 簡易的な4面からみたモデルが表示されます。
ModelVersionを聞かれるので、「1.1」を選択⇒「Generate Preview Mesh」をクリックしてください。
そのまま結構放置すると、「Preview Done」と表示されます。
出来上がったモデルの大まかの形を確認してください。
問題なければ、画面中央上の「Refine Mesh」を選択してください。 表面部分の準備が始まります。
こちらも完了すると「Refine Mesh Done」と表示される完了です。
確認してみてください。 さらに1時間以上待つと、「Refine Done」と表示されましたら出来上がりです。
ダウンロードを選択して、「OBJ」形式で保存します。
次に「Mixamo」をクリックしてください。 「Mixamo」(https://www.mixamo.com/)
このサイトはアドビのアカウントでログインする必要があります。 アカウントを持っている方は「Login」からログインしてください、まだの方はTOPページの「Sign Up Free」をクリックして、登録を進めてください。
アカウント連携などで登録を進めます。
ログインが完了すると、メインメニューが表示されます。
画面右側の「UPLOAD CHARACTER」をクリックしてください。
点線で囲んである部分に、先ほどダウンロードした3DモデルのZIPファイルがあるかと思います。
これをドラッグしてインポートさせます。
インポートが完了すると次にリギングについて聞かれます、「NEXT」で進めます。
次にリギングのポイントを聞かれますので、各パーツの場所に画像左側のシールのようなものを張り付いてます
顎や手首、肘、膝、股間などの場所を決めたら、「NEXT」をクリックしてリギングを反映させます。※左右対称でなければ、「Use Symmentry」のチェックを外してください
完了すれば、出来上がりです。 試しに左画面の動きのいずれかをクリックして動きを反映せてみてください。 そして、申し上げます・・・ごめんなさい!失敗しました
結構エラーでます。顎のポイント位置など関係してるのかも知れません。いろいろずらして微調整してみてください 残念ながら、何度やっても認識されない場合があります。ここまでの工程で、ゴリマッチョ君を作ってましたが、二日かけてリギングをしてもダメでした。その場合はあきらめて、早めに別モデルに切り替えた方が良いかも知れません。 今回は別に騎士のおじさんを並行して作ってましたのでそちらを動かしました。 CSM.AIでの3D化
Mixamoでの3Dアニメーション
いかがでしょうか? ここで出来上がったモデルは、ダウンロードして他のソフトでも使えるようです。 たった一枚の画像からでもここまで出来てしまう時代になったのですね! AIの進化が止まりませんね!まとめ