プログラミングを助ける新機能:ChatGPT「Code Interpreter(コードインタープリター)」(現在は、「Advanced Data Analysis」)の活用法
Code Interpreterとは?
☆注意☆2023/08/29現在:Advanced Data Analysis(アドバンスドデータアナライズ)と名称が変わっています。設定項目は変わっていないので脳内で置き換えてお使いください
OpenAIが提供するChatGPTは、2023年7月7日に新機能「Code Interpreter(コードインタープリター)」を一般開放しました。この機能は、プログラミングの学習者や開発者にとって非常に有用で、コードの理解やデバッグ、さらには新しいアイデアの生成に役立つ可能性があります。
Code Interpreterは、人間の自然言語とプログラミング言語の間の橋渡しを果たすツールで、ChatGPTが大量のプログラミング関連のテキストデータから学習した結果、生まれた機能です。具体的には、ユーザーが自然言語で問題を説明すると、ChatGPTコードインタプリターはそれを理解し、適切なコードを生成します。また、既存のコードを解釈し、その動作を説明することも可能です。
2. Code Interpreterの使い方
Code Interpreter機能を使用するためには、以下の手順を踏む必要があります。
- ChatGPTにログインし、左下の3点リーダーをクリック
- Settingをクリック
- 「Beta features」をクリックし、「Code interpreter」の右にあるトグルボタンをクリック
- TOP画面に戻り、「GPT-4」をクリックし「Code Interpreter」をクリック
- ChatGPTのアイコンが紫色になっていれば設定完了
- 詳しい仕様については以下の記事を参照してください
ai-techtalk-navi.com
3. Code Interpreterの活用事例
Code Interpreter機能の活用事例としては、以下のようなものがあります。
- コードの理解と生成:Code Interpreterはプログラムコードを理解し、新たなコードを生成することができます。
- データ分析:Code Interpreterはデータ分析を行うことができます。ユーザーはデータをアップロードし、そのデータについての分析を依頼することが可能です。
- グラフの作成:データ分析の結果を視覚化するために、Code Interpreterはグラフを作成することができます。
- ファイルの編集:Code Interpreterはアップロードされたファイルの編集も行うことができます。
- 計算の実行:Code Interpreterは特定の計算を実行することも可能です。
- Pythonコードの実行:Code InterpreterはPythonコードの実行が可能で、その結果をユーザーに提供します。
- 学習ツールとしての利用:Code Interpreterが生成するPythonコードはコメント付きで表示され、ユーザーがコードを学習するのに役立ちます。
4. Code Interpreterの可能性
ChatGPTの「Code Interpreter」は、人間の言葉とプログラミング言語をつなぐ新たな可能性を秘めたツールです。データ分析、プログラミング教育、ソフトウェア開発など、様々な分野でその力を発揮します。
5. まとめ
ChatGPTの「Code Interpreter」は、AIとプログラミングの交差点に位置し、そのユニークな能力により、多くの新たな可能性を開くツールとなっています。人間の自然言語とプログラミング言語の間の橋渡しを果たすこのツールは、プログラミングの学習者からプロの開発者まで、幅広いユーザーにとって有用な存在となり得ます。どんどん進化してほしいですね!